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やってみよう!Excel VBAで業務改善! 新たなる挑戦編|第24話 「やる気あるんですか!?」

もう一つのバインディングは?

岬さんがにっこりとほほ笑みます。

「はい。OLEオートメーションで利用できるアプリケーションは、
この中の"参照可能なライブラリ ファイル"として用意されているので、
そこにチェックを入れて利用可能にします」
「…なるほどなあ。
…えっと、もう一つのバインディングは?」
「実行時バインディングですね。
これは、185ページに書いてあります。
CreateObject関数を使用して、コードの中でバインディングを行うやり方です。
このときは、参照設定がいらないんですよ」

あらかじめ参照設定をせず、CreateObject関数を使ってオブジェクトを参照する方法を
実行時バインディングと呼びます。

Sub Sample2()
    Dim IE As Object
    Set IE = CreateObject("InternetExplorer.Application")
  :
  :

                                               < スタンダード公式テキスト P185 >

「この例で行くと、CreateObject関数の引数が"InternetExplorer.Application"だから、
InternetExplorerを参照設定していますね」
星くんは腕を組んで、なるほどという顔をしています。

「ふ~~~む、そういうことかあ…。
でも、この2つのやり方は、どうやって使い分ければいいんだろう?」
岬さんは、うっと言葉を詰まらせます。

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