「VBAエキスパート」取得のきっかけは？ （受験の動機）
現在の仕事のなかで私は、ウェブサイト上にある多種多様な大量のデータのなかからリアルタイムで変動するものだけを検出するなど、さまざまな条件下でデータを検出しつづけるプログラムをExcelのマクロを組んで作成しています。以前に、MOS試験のマイクロソフト オフィス マスター（Office 2003）を取得しましたが、そこで学んだマクロの知識だけでは、エラー処理時に思うように対応できないこともあり、業務改善を目的としたマクロを作るには力不足を感じることがありました。そこで、“VBA”というプログラミング言語を基礎から学び直すことが作業効率化への最短の道と考え、さらなるスキルアップを目指してVBAエキスパートの『スタンダード クラウン』取得に挑戦しました。
「VBAエキスパート」取得のために、どのような勉強をしましたか？
VBAエキスパートの公式テキストを使いました。公式テキストの解説はわかりやすく、“模擬問題を繰り返し行うと同時に、テキストを熟読する”という勉強法を半年間続けた結果、VBA初心者の私がスタンダードレベルの2科目どちらにも一発で合格することができました。
Excel/Accessともに、基礎であるVBAベーシックから勉強しはじめたことが、結果として効果的だったのかも知れません。それと、VBAエキスパートの資格の勉強に取り組むうえでは、ExcelとAccessのソフトウェアの違いや各ソフトウェアに対する多少の経験値の差などよりも、 “VBAの基礎を確実に理解することが最も大事”だと考えて実践したことは正解でした。
資格を取得して良かったことは何ですか？
実務のなかでは、自分で新たにマクロを開発するのはまだまだ手探りの状態ですが、既存マクロのソースコードを見て、処理内容を理解できるようになったことは、何よりの自信へとつながっています。
また、資格を取得したことで、これまでほとんど縁のなかったVBAに対する関心が高まり、VBA関連の書籍に頻繁に目を通すようになるなど、仕事へのモチベーション向上にもつながる良い機会となりました。
今後、身につけたスキルをどのように活かしていきたいですか？
今回の資格取得で習得した知識をさらに役立たせるため、VBAエキスパートの最高峰の資格「VBA Professional Office 2003」の合格を目指し、日々努力していく予定です。さらに、VBA言語に苦手意識がある人や、VBAエキスパートを知らなかった人に、VBAのもつ可能性や重要性、職種・年齢・経験を問わない学びやすいプログラミング言語であることなどを伝えていきたいと思っています。
【2013年7月取材】
