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やってみよう!Excel VBAで業務改善! 持続可能なスキーム編|第26話 「テーブルにデータを追加しよう」

ユーザーにわかりやすくしよう

「うん…登録済みデータの行は、追加処理を行わない。
オッケーと」

次に八木くんは、追加したテストデータのあるB33セルをアクティブにし、
「データ追加」マクロを実行しました。

「うん…番号が無い行は未入力のデータとみなされて、
データの追加を確認するメッセージがちゃんと出るな。
これもオッケーと」

八木くんは、ふと手を止めて考えます。

「…マクロ実行時にどの行がアクティブなのか、分かりづらいなあ…。
自動的に選択してやるか」

八木くんは、カタカタとコードを追加します。


    :
    If DB接続 Then
        i = ActiveCell.Row
        num = Cells(i, 1).Value
        Rows(i).Select
         
        If num = "" Then
        :

※赤字の部分が、追加したコードです。

「これでどうかな?
もう一度、実行…っと」

八木くんはパチンと、指を鳴らしました。

「このほうがずっと、どの行を対象にしているのか、ユーザーにわかりやすいぞ!」

画面を眺めながら、八木くんはウンウンとうなずくのでした。

第27話「採番処理を追加しよう!」に続きます
文・イラスト / 武藤 玄
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