CROWN
須川 敬二さん(54歳)
【スタンダードクラウン認定】
福岡県在住 / 教育関連 勤務(非常勤講師)
1) 2012年に定年退職して時間に余裕ができ、再就職までの充電期間に充てることができたから。
2) 再就職に向けた就活をするなかで、高いレベルの資格の必要性を感じたから。
この2点が、VBAエキスパートの資格を取得しようと考えたきっかけです。すでに、MOS試験 (Excel 2003 Expert)とVBAエキスパートのExcel VBA 2002 ベーシックの資格は持っていましたが、就活時にアピールするにはインパクトが弱いと感じていました。そこで、VBAエキスパートの上位資格であるExcel VBA スタンダードの取得を考えましたが、『スタンダード クラウン』という称号のもつ特別感に刺激され、併せてAccess VBAスタンダードの取得も目指すことを決めました。
VBAエキスパートの試験は過去問が公開されていないので、試験対策教材としてネット上のコメントや売れ筋傾向、執筆者などをいろいろと調べた結果、公式テキストを用いた勉強がベストであると判断しました。そして、自身で資格取得までの期限を定め、受験計画を細かく設定して勉強に取り組みました。
Excel VBAは、公式テキストを斜め読みして重要項目に線を引く(4~5日)、演習問題を解き、解答&テキストに線を引く(2~3日)、95点以上を目指して模擬問題を繰り返す(3~4回)、試験当日は線を引いた箇所に目を通して備えました。
Access VBAでは、基本の重要性を感じ、まずはベーシックから取り組みました。公式テキスト以外にも、VBAエキスパートの公式サイトにあるサンプル問題や、模擬問題を解くなど本番試験の傾向を探りました。さらに、重要なプロシージャのサンプルコードや補足説明などをノートに書き出して試験直前にチェックできるようにしたことが効果的だったと感じています。
これまで独学でシステム開発やアドイン(ソフトウェアへの機能拡張)作成などをしてきました。そのときは、単に「できればいい」という気持ちで作成していましたが、資格取得のため基礎を学ぶことで論理的に理解でき、これまで疑問に思っていたことを解決できることがいくつもありました。資格の取得は、これまで疎かにしてきたことを見つめ直す良い機会となり、基本を学ぶことで、“できることの幅が更に広がった!”という実感を持てた貴重な経験になりました。
実際に、多くの職場でExcelやAccessが使われています。それは、ExcelやAccessが、コストパフォーマンスや汎用性の高さに優れた素晴らしいソフトウェアであるからだと信じています。しかし、そんなExcelやAccessに、更に機能を追加できるVBAの持つ可能性は、まだまだ広く理解されているとは思えません。今後は、その素晴らしさを多くの人に伝えていけるような活動をしていきたいと考えています。
VBAエキスパートの取得でせっかく身につけたスキルを、『絵に描いた餅』にしないためにも努力を続けていきます。
【VBAエキスパート スタンダードクラウン認定】
スタンダードクラウンについて
VBAエキスパート対策教材
【2013年3月取材】
皆さまからのメッセージを募集中です。オフィスやプライベートでのVBAの活用方法や、資格取得して嬉しかったこと・苦労されたこと、独自の試験対策法など、皆さまの声をお聞かせください。
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