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やってみよう!Excel VBAで業務改善! 新たなる挑戦編|第5話 「システムの保守をしよう!」

その後、調子はいかがですか?

「………。そうか。
ならいいんだが…、本当に順調に動いているか一度、自分の目で確認したほうがいいんじゃないのかな?」
八木くんの言葉に、星くんは石のように固まってしまいます。
イヤな予感とともに…、冷たい汗がツーッと背中に流れるのを感じました。

翌日、出社した星くんはイの一番に泉先輩の席へ向かいます。

「あ、星くん、おはよう。
昨日いってたシステム、どう?うまくいきそう?」
「おはようございます、先輩。その前に、1つ確認させてください。
以前作った、"オーダー表 追加アイテム確認システム"。その後、調子はいかがですか?」

「…あ、ああ。あれね。
うん、まあ…最近、ちょっと使ってないかな…」
「使ってない?オーダー表の件数が減ったんですか?」 「い、いえ。そんなことは、ないけど…。あ、あの。あれね。
ときどき、おかしいときがあるっていうか…。
ちょっと、うまくいかないっていうか…」
星くんの顔から、サーッと血の気が引きました。
てっきり順調に動いていると思っていたシステムが、実はそうではなかったのです。
星くんの心臓が、バクバクと鳴り始めました。

「…ちょ…それって、エラーが発生してるってことじゃないんですか!?
なんで、今までいってくれなかったんです??」
「ん…。星くん、忙しそうだったから…。
その…もう少し、ヒマになってからでもいいかなって…」
「そんなの、理由にならないですよ!!先輩!!」 星くんの大きな声に、事務所の皆が一斉に振り返りました。

「…ごめんなさい、星くん。あなたのいうとおりだわ…」 泉先輩がシュンとして、うなだれます。

「あ…俺のほうこそ、大きな声を出してすみません。
…その、うまくいかないケースっていうのを、教えてもらえますか?」
少し離れたところから、この様子を眺めていた岬さんが、目を丸くしてつぶやきました。

「…キターーーーーッ!!」

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