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やってみよう!Excel VBAで業務改善! 新たなる挑戦編|第9話 「日付を探そう!」

どうしても試しておきたいんだ!

家に帰った星くんは自分の部屋に転がり込むと、大慌てでPCを起動しました。

「…明日、会社に行くまでに…どうしても試しておきたいんだ!」 星くんは八木くんのマンションを訪ねたときに思いついたアイデアが、本当に実現できるのかどうか、どうしても今日中に試してみたくなったのです。

カタカタカタ…VBEを起動し、テストコードを入力していきます。

「できた!」

Sub Test1()
    Dim buf As String
    Dim i As Long
    
    buf = InputBox("製品番号の入力")
    
    For i = 6 To Cells(Rows.Count, 1).End(xlUp).Row
        If Cells(i, 1) = buf Then
            MsgBox buf & "が" & i & "行に見つかりました"
        End If
    Next i
End Sub

「…よし、これでいいはずだ。
生産計画表はA列の6行目から製品番号が入力されている。
InputBox関数で変数bufに製品番号を代入、For…Nextステートメントで6行目から
最後のデータの行までループ、入力した製品番号と同じ製品番号が見つかったら、
そのときのカウンタ変数iの値をメッセージで表示する。
このとき表示されるのは、見つかった製品番号が入力されている行番号のはずだ」
星くんはそういうと、F5キーを押しマクロを実行させました。

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