営業のエース!オーグチさん登場
営業課の小口さんは、入社10年目の中堅社員で営業のエースです。
その巧みな営業トークから、オーグチ(大口)さんとニックネームがつくほど、
卓越した営業スキルをもっています。
「オーグチさ…じゃない……小口さーん。なんでした?」
駆け寄る星くんの視界に、小口さんと並んだ岩田部長の姿がとびこんできました。
「(…げ。なんで、部長がいるんだよ~~~)」
イヤな予感が脳裏を走る星くんに、岩田部長が話しかけます。
「…おお、星。来たな。
今から3人で、重要なシステムの打ち合わせをしたい。
…どこか空いている会議室を使うか…。小口くんも、時間は大丈夫なんだな…?」
「はい!岩田さん。何時間でも何日でも、オッケーですよ~~~!!」
小口さんが軽快に答えます。
星くんはハアハアと息を切らせながら、…どうやらイヤな予感が当たってしまったな…
と感じていました。