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やってみよう!Excel VBAで業務改善! 次なるイノベーション編|第18話 「将来を見据える」

こんな時間にめずらしいな

「いい天気だなあ…。
昨日は、めっちゃ飲んだなあ…」
ガランとした吹き抜けを、星くんはトボトボと歩いています。
薄暗い壁に、大きな立て看板が無造作に立てかけられています。

「そうか…昨日は学園祭の打ち上げか。
それで、下宿の連中は帰郷して誰もいないんだな。
…サークル棟にでも、行ってみるか」
星くんは辺りをキョロキョロと見回します。
ここは星くんの通った大学の、学生会館二階の大広間です。
強烈な陽の光が差し込むバルコニー開口部に、見慣れた人物が立っていました。

「よう、星。こんな時間にめずらしいな。
講義の方は、いいのかい?」
「八木じゃないか。
おまえこそ、こんなとこで何やってんだい?」
八木くんは、バルコニーの手摺にもたれかかりながら、学内の風景を一望しています。
遠くのグラウンドから、野球部の歓声が聞こえてきました。

「先週の話、考えてくれたかい?」 「先週の話って?」 八木くんが、やれやれといった感じで腕を広げ、ため息をつきました。

「おいおい、もう忘れたのかい?
俺と一緒にベンチャーをやらないか…って話だよ。
ネットショップの売上も目標額に達したし、そろそろ俺も自分の夢を追いかけないとな」
「…いや、もちろん忘れてないよ」 星くんは八木くんの隣に立つと、並んで手摺にもたれかかりました。

「…以前話した俺の夢、覚えてるよな?
…VBAを使って世界のビジネススタイルを変革したいって話。
…VBAのもつポテンシャルを最大限に活用し、すべての企業の業務改善と効率化を実現させる……
それが、俺の夢だって」
「うん。もちろん覚えてるよ」

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