森川くんが追加したコード
For r = MidashiRow + 1 To EndRow
For i = LBound(KeyWrd) To UBound(KeyWrd)
If KeyWrd(i) <> "" Then
Select Case Range("C3").Value
Case "1"
'AND検索の処理
If Range(Cells(r, MidashiCol), Cells(r, EndCol)) _
.Find(KeyWrd(i), LookAt:=xlPart) Is Nothing Then
Rows(r).Hidden = True
Exit For
End If
Case "2"
'OR検索の処理
End Select
End If
Next i
Next r
※赤字の部分が、森川くんが追加したコードです。
「ふう~~~、こんなところか。
Forループで繰り返し処理する必要があるから、変数KeyWrdを配列変数KeyWrd(i)に変更したぞ。
Findメソッドが"Nothing"を返すとき、つまり"見つからなかったとき"は、
HiddenプロパティをTrueにして非表示にする。
そして"Exit For"で内側のループを抜け、外側のループで次のデータに処理を移す。
……逆にFindメソッドが一度も"Nothing"を返さなかったときは、
すべてのキーワードを含んでいたということだから、Hiddenプロパティは変更されず非表示にはならない……っと。いいじゃないか!」
森川くんは食い入るようにコードを見つめると、ウンと大きく頷きました。
「早速テストしてみるか。
……検索ワードは、そうだな…。
"小口"と"稟議"と"村上"のキーワードを含むのは、この"K1013"のデータだけみたいだから、
これで試してみるか…」
彼は、オプションボタンで[And検索]を選択すると、B3セルに「小口 稟議 村上」と入力し、
[検索]ボタンをクリックしました。
「いよーーーし!!やったあ!!」
彼はパチーンと手を叩くと、小さくガッツポーズを取ります。
江口さんが怪訝そうな顔で振り返ると、何か言いたそうに森川くんを見つめましたが、
「蚊でも……いや……いいっス…………」
肩をすくめると、あきらめの表情を浮かべながら仕事に戻りました。