トップ > 資格を活かすには > やってみよう!Excel VBAで業務改善! > 森川くんのVBA日記編: 第14話「ステートメントはマクロの要」1/4 :Ifステートメント

やってみよう!Excel VBAで業務改善! 森川くんのVBA日記編|第14話 「ステートメントはマクロの要」

Ifステートメント

「(これがExcel VBAの世界か……おもしろいじゃん!!)」

岬さんのレクチャーを聞きながら、森川くんは胸の鼓動が高まってくるのを感じます。

「…続けてIfステートメントだけど…、このあたりは、キミなら楽勝でしょ?」

森川くんが、テキストをパラパラとめくります。

「そうっスね。
気をつけるのは代入演算子の"="が、条件式で使うときは比較演算子の"="になるってことと、
And、Or条件は、複数の条件式に分けることで使わずに済む…ってことくらいですかね」


複数の条件を指定する

条件分岐に、複数の条件を指定することができます。複数の条件を指定するときは、それぞれの条件をAndまたはOrで区切ります。

<中略>

また、1行の中に、AndとOrを混在させることもできます。しかし、1行に多くの条件を指定したり、AndとOrが混在する書き方をすると、条件の意味が分かりにくくなるので注意しましょう。

<中略>

AndやOrを使って、ひとつの条件分岐に複数の条件を指定することができますが、同じ動作は、AndやOrを使わないでも記述できます。

                                         < ベーシック公式テキスト P116-117 >

「そうね。条件式を複数に分けるのは、そのほうが"コードの可読性"が上がるという理由があるの。
…複雑なAnd、Orで作られた条件式は、作った人はともかく、他人が正確に理解するのは大変よ。
条件式を分けることで、メンテナンスの効率が高まるの」

森川くんは、大きくうなずきます。

一覧にもどる