時刻は、もうすぐ11時
時刻は、もうすぐ11時になろうとしています。
森川くんは、目の前に広がるVBAワールドに釘付けになっていました。
「セルの指定だけでも、こんなにやり方があるんだな。
で、その後は、セルの代表的なプロパティとメソッドの紹介か…。
このValueプロパティは、今日、岬先輩が教えてくれたやつだ」
6-2 Valueプロパティ
Value プロパティは、セルの中にどんな値が入っているかを表すプロパティです。
Range("A1").Value
と書けば、セルA1 の中に入っている値を取得できます。あるいは「=」を使って
Range("A1").Value = 100
と書けば、セルに値を代入することもできます。
< ベーシック公式テキスト P80 >
「ふんふん…なるほど。
確かに文字通り、"Value(値)"を設定するための、プロパティなんだな。
他にも、"Text"や"Formula"なんてプロパティもあるのか。
Valueとの違いは……」
森川くんは、むさぼるように、テキストを読み進めていきます。