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やってみよう!Excel VBAで業務改善! 森川くんのVBA日記編|第12話 「独自の定数」

お昼休みが終わりました

「岩田さん、いったい何を考えてるんだ……。
VBAなんかより他に、教えることが山のようにあるだろうに……」

とっくに空になった紙パックのストローを、梶田部長はいつまでも吸い続けています。

チャイムが鳴り、お昼休みの終わりを告げます。
外出から戻ってきた岬さんは、森川くんとVBAの研修を再開します。

「変数については、だいたいこんな感じかしら?
他に何か、聞きたいことある?」

「他には、特にないっス。
変数自体は、他の言語とそんなに違いが無い感じでした。
…あ、あと定数がありましたね」

森川くんが、テキストをパラパラとめくります。


そこでVBAでは、そうした「よく使う数値」に、あらかじめ意味のある文字を割り当てて、数値の代わりに使用することができます。そのように、数値に別の文字を割り当てたものを定数と呼びます。

VBAには非常に多くの定数があらかじめ定義されています。VBAで使用できる定数は、名前の先頭が「xl」「vb」「fm」のいずれかで始まります。

<中略>

特別な理由がない限り、マクロ内では意味の分からない数値ではなく定数を使うべきです。定数を使うことで、マクロの可読性が向上します。どの引数にどんな定数を指定できるかはヘルプに記載されています。

                                         < ベーシック公式テキスト P73-74 >

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