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やってみよう!Excel VBAで業務改善! 森川くんのVBA日記編|第3話 「広がるVBAワールド!」

VBAはオブジェクト指向言語

「……Excelの機能に関連したところを、先に理解したほうが効率が良さそうだな」

ページが4章の"VBAの構文"になったところで、森川くんは指を止めました。

「"VBAの構文"か…。
ここはぜひとも、理解しておかなきゃな…」

彼は真剣な表情で、4章を読み始めます。


オブジェクト式の書き方

オブジェクト式の基本形は、次の2 パターンです。
(A) 対象. 様子 = 値
(B) 対象. 命令 オプション:= 値

(A)のパターンは、対象の様子や状態に関する書き方です。たとえば、ここに「山田くん」という小学生がいたとしましょう。「山田くん」には、身長や体重、家族構成や趣味など、さまざまな様子や状態があります。

                                         < ベーシック公式テキスト P40 >

「えっ!? VBAって、オブジェクト指向型の言語だったんだ…。
そういえば今日の後半、岬先輩が並べ替えやら検索やらをメソッドで実行してたっけ。
…あのときはボーッと聞いていたけど、考えてみれば、ちゃんとオブジェクト式を使っていたな」

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