やってみよう！Excel VBAで業務改善！｜VBAとの出会い編

第5話「星くん、分岐処理を学ぶ！」

八木くんが、また図をかいて説明します。

「Else節を使うと、この図のように、
条件を満たさなかったときはElse節以降の処理を実行するようになる。
さっきのコードを修正してみるよ」

Sub Sample()
    Dim A
    A = InputBox("数値を入力してください")
    If A = 100 Then
        MsgBox "処理1"
    Else
        MsgBox "処理2"
    End If
End Sub

「さて、このコードでダイアログボックスに数値の200を入力すると、どんな処理が実行されるでしょう？」

「わかった！"処理2"のメッセージが表示されるんだろ」

星くんは迷わずに答えます。

「ピンポーン！そのとおりだ」

八木くんがコードを実行し、表示されたダイアログボックスに数値の200を入力します。

「よし！じゃあ星、ここから少し頭の体操をしてみよう」

八木くんは、Ifステートメントの条件を次のように書き換えました。

    If A < 100 Then

「このときダイアログボックスに数値の100を入力するとどうなると思う？」

星くんは変更された条件を、ジッと見つめています。

「この"<"、数学と同じ意味になるのかい？…だとしたら条件は"100より小さい"だから、
100は条件を満たさない…ということは、"処理2"のメッセージが表示されるんじゃないかな？」

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