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やってみよう!Excel VBAで業務改善!|VBAとの出会い編

第11話「VBAに向く業務とは?」

第11話「VBAに向く業務とは?」

登場人物紹介

会社の帰り道

「ピンポーン」

心なしか普段より寂しげに、八木くんのマンションのチャイムが響き渡ります。

「おー星か、待ってたぞ。まあ上がんなよ」

ガチャリとドアを開けた八木くんに、星くんは持っていた紙袋を差し出します。

「…これ、おみやげだよ。いつもVBAのこと教えてくれてありがとな」

「なんだ。わざわざ気を使ってくれなくてもいいのに…」

八木くんは手渡された紙袋を、うれしそうにのぞき込みます。

「コーヒー豆か!!サンキュー!助かるよ。
…豆はマンデリンとトラジャか…さすが星、俺の好みがよくわかってるな…
これで八木特製ブレンドがいれられる。座ってちょっと待っててくれ」

そういうと八木くんはキッチンにいき、コーヒーをいれ始めました。

「…それで今日の本番はどうだった?プログラムはうまくいったかい?」

「うん、バッチリだったよ…。泉先輩も江口さんもすごく喜んでくれてたし…」

キッチンからいれたてのコーヒーを手に戻ってきた八木くんは、

「その割には、あまり元気がないな?会社で何かあったのかい?」

星くんにたずねます。

「…うん…じつは部長がね。ちょっと、とんでもないことをいいだしちゃってね…」

星くんは今日の昼休み、部長がいった"部内の業務をすべてVBA化する"という話を、八木くんに打ち明けました。

「…とね、こんな具合なんだよ。八木、おまえどう思う?」

シーズン1 「VBAとの出会い」編:エピソード一覧

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