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やってみよう!Excel VBAで業務改善! 持続可能なスキーム編|第25話 「基幹システムの役割」

スタンダードのお勉強

「なるほど、こいつは便利だなあ…」

お昼休みが終わりました。
森川くんはスキマ時間を利用して、スタンダードのお勉強にいそしんでいます。


ここに対して「1000」を代入します。
するとExcelは、オートフィルターによって表示されているセルにだけ「1000」を代入してくれます。

Sub Sample15()
    Dim N As Long
    Range("A1").AutoFilter 1, "佐々木"
    Range(Range("D2"), Cells(Rows.Count, 4).End(xlUp)) = 1000
    Range("A1").AutoFilter
End Sub

                                         < スタンダード公式テキスト P111 >

森川くんの後ろを通りかかった八木くんが、彼のパソコンを覗きます。

「VBAエキスパートの勉強ですか?森川さん」

「あっ、はい。
そろそろスタンダードに挑戦しようと思って…」

森川くんは、開いていた公式テキストを八木くんに見せます。

「オートフィルターの操作ですか。
Excel VBAならではのテクニックですね」

「はい。A列を"佐々木"で絞り込んだ結果のD列に、"1000"の値を代入するんですけど…、
これって普通にプログラムしたら、こんなコード数では全然足りないですよね」

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