「"マクロの記録"機能を使うと、Excelで実行した操作がVBAのコードになって、
この中に記録されます」
岬さんはそう言いながら、カタカタとExcelを操作していきます。
「ちょっとやってみましょう。
B5セルに数値の1000を入力して、カンマで桁区切りし、フォントサイズを14に変更してみます」
岬さんはわかりやすいように、ExcelとVBEの画面を並べました。
マクロの記録を開始すると、Module1モジュールに彼女が操作した通りのコードが記録されていきます。
Sub Macro1()
'
' Macro1 Macro
'
'
Range("B5").Select
ActiveCell.FormulaR1C1 = "1000"
Selection.NumberFormatLocal = "#,##0_ "
With Selection.Font
.Name = "MS Pゴシック"
.Size = 14
.Strikethrough = False
.Superscript = False
.Subscript = False
.OutlineFont = False
.Shadow = False
.Underline = xlUnderlineStyleNone
.ThemeColor = xlThemeColorLight1
.TintAndShade = 0
.ThemeFont = xlThemeFontMinor
End With
End Sub