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やってみよう!Excel VBAで業務改善! 持続可能なスキーム編|第23話 「データを追加する仕様とは」

簡易的な登録の方法

「簡易的な登録の方法って、どんなのだい?」

星くんが興味津々な様子で尋ねると、
八木くんは営業進捗ブックのデータの入力されていない行を指差しながら、説明を始めました。

「未入力の行に新規データを入力してもらい、"データ登録"マクロを実行すると、
アクティブな行のデータをテーブルに追加するイメージです。
そのとき、A列の"番号"が入力されているかどうかを判定し、
未入力のときのみ、番号を採番して追加するようにします」

「空の行を、フォーム代わりに使うんですね」

森川くんがすぐに意図を理解して、そう言います。

「そのとおりです。
A列の番号の有無を確認するのは、登録済みのデータを二重に登録させないためです。
ユーザーフォームはリストボックスやオプションボタンなど、便利なコントロールを使えますが、
このツールで入力することは、それほど頻繁にありません。
とりあえずワークシートをフォーム代わりにし、
必要に応じてフォームを実装するほうが、効率的かと…」

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