オデッセイの運営サイト一覧

Excel®️、Accessのマクロ・VBAのスキルを評価する資格VBAエキスパート

企業・教育機関の皆さまへ 試験会場を探す お問い合せ

やってみよう!Excel VBAで業務改善!|持続可能なスキーム編

第2話「Accessのテーブルと連携しよう!」

第2話「Accessのテーブルと連携しよう!」

登場人物紹介

VBAでそんな事ができるとは

「"VB"でできることなら、あらかたできちゃうんだぜ!」

八木くんはドンと胸を叩きながら、力強くそう答えました。

「VBAでそんな事ができるとは、思ってもみなかったよ…。
その場合、マクロブックとデーターベースの関係は、どうなるんだい?」

星くんが質問すると、八木くんが紙にイメージ図を描きました。

「こんな感じになるね。
データベースファイルは、ネットワーク上の共有フォルダーに設置する。
マクロブックは各ユーザーに配布してもいいし、
共有フォルダーに置いといて、ダウンロードしてもらってもいい」

「なるほど…。
これなら、データはあくまでAccessのデータベースファイルにあって、
各ユーザーのマクロブックは、Webブラウザのように
データを表示、操作するだけのツールになるんだね。
うまいやり方だなあ…」

「まあ、一般的なクライアントサーバーシステムなんだけどね、
開発環境がExcel VBAってだけで……。
あと個人のデータはレジストリに保存させて、マクロブック内には
一切データを持たないようにする。
そうすれば更新作業も、ブックの入れ替えだけで済むだろ」

「…これって、どのくらいでできそうだい?」

八木くんは口元に手を当てながら、しばし考えます。

「これだけのシステムになると、一朝一夕ってわけにはいかないなあ。
テーブルの設計を含めて、それなりの日数が必要だよ」

「わかった。
とりあえず八木は、このシステムの開発に専念してくれ。
必要であれば、岬さんか森川くんを、アシストにつけるから」

「森川……?
ああ、岬さんが面倒をみてる新入社員だったっけ。
……彼の実力がどんなもんか、ちょっと興味があるな」

そう言うと、八木くんは不敵な笑みを浮かべました。

一覧へ戻る

MENU