マクロとVBAの概念
マクロとは何か
マクロとはExcelが持つ機能の名称です。Excelにはさまざまな機能が実装されています。ピボットテーブル、条件付き書式、グラフなども機能の名称です。そのひとつが「マクロ」機能です。マクロ機能とは、あらかじめ記述しておいた指示書にしたがって、Excelを自動実行させるという仕組みです。
(中略)
VBA とは何か
VBA(Visual Basic for Applications)とは、マクロという指示書を記述するときに使用する「プログラミング言語」の名称です。VBA はExcel だけでなく、Word やPowerPoint、Access やOutlookなどにも組み込まれていて、それぞれのアプリケーションでマクロを記述することができます。
< ベーシック公式テキスト P2 >
「VBAとマクロって、意味の異なる用語なんだ。
なんとなく、同じようなつもりで聞いていたけど…。
VBAはプログラミング言語の名称だったんだな。
しかも、Excel以外のアプリケーションでも使えるっぽいぞ」
森川くんの目に輝きが戻ります。
彼は無言で、テキストを読み進めていきました。