あと、この章だけ…
「システム企画室の旗揚げは間に合わなかったけど、部長も水面下でいろいろ動いてるみたいだし…。
今年はわが社の、大きなイノベーションの年になるかもしれないぞ!!」
彼はボトルに残っていたワインを、勢いよくグラスに注ぎ足すと、一気に飲み干しました。
6章のセルの操作を読み終えた森川くんは、9章のシートとブックの操作を読み進めています。
「眠い…。
入社初日で緊張したし、いろいろありすぎて頭の中がパンパンだ…。
あと、この章だけ読んだら寝よう」
9-1 シートの操作
シートを指定する
シートを指定するときは、 Sheetsという単語を使います。Sheetsの引数に、シートの名前またはシートの位置を表す数値を指定します。
Sheets("Sheet1")
Sheets(1)
シートの位置を表す数値は、ブック内で左から順に1,2,3…のように番号が振られます。非表示のシートであっても、表示されているシートと同様に番号が振られます。
<中略>
ワークシートを指定するときは、
Worksheets("Sheet1")
Sheets("Sheet1")
という2 つの書き方があります。
< ベーシック公式テキスト P152 >