VBEからの実行
「VBEからの実行は、開発時にはかなり重宝する機能よ」
ここでは、まずVBEから実行する方法を説明します。VBEからマクロを実行するときは、カーソルを実行したいプロシージャの内部(「Sub マクロ名()」から「End Sub」の間)に置きます。
次のいずれかの方法で、カーソルのあるプロシージャを実行できます。
① ツールバーの[Sub/ユーザーフォームの実行]ボタンをクリックする
② メニューの[実行]-[Sub/ユーザーフォームの実行]をクリックする
③ [F5]キーを押す
< ベーシック公式テキスト P172-173 >
「確かにそうですよね。
いちいちExcelの画面に戻らないとマクロが実行できないなら、開発効率がダダ下がりっス」
テキストを覗きながら、森川くんが相槌を打ちました。
「スタンダードのテキストに出てくるけど、"F8"キーを押すとステップ実行できるから、
"F5"キーと使い分けると、効率的にマクロのデバッグができるわよ」
「なるほど。
…このあたり、VBAならではですね!」
岬さんの解説に、森川くんが大きくうなずきます。