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やってみよう!Excel VBAで業務改善! 森川くんのVBA日記編|第24話 「ユーザーからの視線」

マクロを作る上で必要な考え方

「スタンダードのテキストにも、このあたりのことが詳しく書かれているわ」


マクロを作る上で必要な考え方は、次の3つです。
① 抽象化
② 細分化
③ 簡略化

抽象化

<中略>

Excelでどんな操作をするのかという脳内変換です。思うようなマクロが作れなかったり、うまくExcelを使えない人はこれができません。Excelに向き合っていながら、頭の中は“業務”の言葉でいっぱいです。だから、何をすべきかが分かりません。

<中略>

細分化

<中略>

マクロや作業というのは、1つで済むことはなく、まずこうする、次にこうする、それを受けてこうする…のように、やるべきことは複数あるのが普通です。マクロを作るときには、マクロ全体ではなく、そうした小さい部品を組み合わせるイメージが不可欠です。

<中略>

簡略化

<中略>

一画面には入りきらないような"巨大な"データや、何件あるか分からないような"不定の"状況に対してマクロを作ろうとしても、うまくいくはずがありません。そんなときは、物事を簡単に考えます。それが簡略化という発想です。

                                         < スタンダード公式テキスト P2-5 >

岬さんはテキストを開きながら、該当箇所を指し示します。
森川くんは興味深そうに、ページをのぞき込みました。

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