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やってみよう!Excel VBAで業務改善!|VBAとの出会い編

Excelからマクロを実行してみよう!

八木くんはVBEを起動させ、簡単なマクロを作成しました。

Sub 実行テスト()
    MsgBox "マクロを実行しました"
End Sub

「…はい、おさらいです。このコードを実行するとどーなるでしょう?」

「これは簡単だよ。"マクロを実行しました"のメッセージが表示されるんだろ?」

「そのとおり。今まではこれをVBEから実行させていた。
その場合[F5]キーを押すか、[実行]メニューまたはツールバーの[Sub/ユーザー フォームの実行]をクリックするんだったよね」

八木くんはおもむろに[F5]キーを押し、コードを実行させました。

「でもユーザーには、こんなことさせるわけにいかない。
おまえがいったとおり、プロシージャを勝手に編集されたり、削除されたりするかもしれないし…
VBEの画面はユーザーに見せちゃダメなんだ。
で、どうするかというと…いろんな方法があるんだが、まずはこれかな」

八木くんは、画面をVBEからExcelに切り替え、[ツール]メニューをクリックしました。

「[ツール]メニュー→[マクロ]→[マクロ]をクリックすると、[マクロ]ダイアログボックスが表示され、そこからマクロが実行できる。やってみるよ」

今回はExcel2003を使用して操作を行っている、という設定で話を展開しています。
Excel2007では、[表示]タブ→[マクロ]グループ→[マクロの表示]ボタンをクリックします。

「この中に、さっき作った"実行テスト"プロシージャがあるだろ?
こいつを選択して[実行]ボタンをクリックするよ」

画面に"マクロを実行しました"のメッセージが表示されました。

「あ!Excelの画面から実行できた!」

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