「それだけじゃないぞ星。
例えばピザ屋に新メニュー、カマンベールピザが加わったとする…」
「…カマンベールも、俺苦手なんだけど…」
再度、星くんが顔をしかめます。
「すまん、それも俺の好物なんだ…って、いちいちそこでツッコムのはやめてくれ!」
八木くんはちょっとムカついています。
「…いいかい?
プロシージャを分けていなければ、新メニューを加えるという修正をすべての該当箇所に対して行う必要があるけど、別プロシージャに分けていれば、そのプロシージャのみを修正することで作業は完了だ。
どうだい?どちらがメンテナンスしやすいシステムだと思う?」