「そんなことできるの?」
「おそらく…。
VBAに、accdbをデータベースとして利用する機能があります。
それを使えば、念願だった基幹システムとの連携が実現するかも…」
「ああ…そう言えばマコちんも、外部参照がどうたらとか言ってたわね」
水木さんは、思い出したようにつぶやきました。
「まだどうなるかわかりませんが…そのときはぜひ、ご相談させてください」
星くんは、ペコリと頭を下げました。
「わかったわ…そのときは、声をかけてね。
……話はもう終わり?恋バナはないの?」
「終わりです。恋バナは特にありません」
「なんだ~~、つまんない!!」
水木さんは立ち上がると、苦笑する星くんに、グッと顔を近づけました。
「マコちんは、とーってもいい子よ。
彼女のこと、真剣に考えてあげてね」
微笑みながら話す水木さんの瞳は、笑っていませんでした。
「VBAエキスパート」の受験に向けたお役立ち情報をご紹介!