八木くんは、八木特製ブレンドをすすりながらコードを目で追います。
「……っと、待てよ。
これだとテーブルに1件もレコードがないとき、
変数numにデータが取得できなくてエラーになっちゃうな…。
危ない、危ない…」
If IsNull(rs.Fields("MAX番号").Value) = False Then
num = Right(rs.Fields("MAX番号").Value, 4) + 1
num = Format(num, "K0000")
Else
num = "K0001"
End If
※赤字の部分が、追加したコードです。
「よし!
……IsNull関数で、"MAX番号"がNullかどうか判定する処理を加えたぞ…。
これで、テーブルにレコードがあるときは、先程のコードで最新の番号を採番する。
最終番号が"K1234"なら、"K1235"が採番されるはずだ。
…対してレコードがないときは、Else以降に処理が移り、
"K0001"をデフォルトの番号として採番する……っと」
ご機嫌な様子でフンフンと鼻を鳴らしながら、八木くんは作成したコードを何度も見直すのでした。
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