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やってみよう!Excel VBAで業務改善!|VBAとの出会い編

第11話「VBAに向く業務とは?」

第11話「VBAに向く業務とは?」

登場人物紹介

業務を"VBA化"するメリットとは

腕を組んで、静かに話を聞いていた八木くんは、

「…どう思うだって?まあ…ひとことでいえば、全く"ナンセンス"だよ」

いつもとは違う、力のこもった口調でいいました。

「そう思うかい?」

「ああ…全くナンセンスだ。管理職の人がよくやる勘違いだよ。
いい機会だ、今日はVBAと業務の関係について話してやろう。
おまえの頭の中にあるモヤモヤが晴れること請け合いだよ」

八木くんは自信に満ちた表情で、そういいました。

「まず業務を"VBA化"するメリットについて考えてみよう。
このことについて考えてみたことはあるかい?星」

「え!?業務をVBA化すれば、自動化されて便利になるんじゃないのかい?」

「…それじゃあ、おまえの部長といってることが同じじゃないか…。
そうだな…これは表にするとわかりやすい。ちょっと待っててくれ」

そういうと八木くんはExcelを起動し、なにやら表を作り始めました。

「できた!こんなもんでいいだろ。星、この表をよく見てごらん」

「一口に業務といってもいろいろあるけど、
ここでは業務の発生する"頻度"と、業務にかかる"手間"に着目し、
VBA化することのメリットについて表にしてみたよ」

「縦軸が業務の発生する頻度で、横軸が業務にかかる手間だね。
なるほど…頻度が高く手間のかかる業務こそが、最もVBA化するメリットの高い業務ということか…。
その逆は最も低くなるんだね」

「うん。あと頻度が高くても手間のかからない業務や、
手間はかかるけど…そもそもそんなに頻度のない業務、
これらをVBA化するメリットは"中くらい"ということになる。
次にこの表を"開発にかかる工数"という視点からみてみよう」

八木くんは先ほどの表の下に、さらに新しい表を付け加えます。

シーズン1 「VBAとの出会い」編:エピソード一覧

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