オデッセイの運営サイト一覧

Excel®️、Accessのマクロ・VBAのスキルを評価する資格VBAエキスパート

企業・教育機関の皆さまへ 試験会場を探す お問い合せ

やってみよう!Excel VBAで業務改善!|VBAとの出会い編

第4話「江口さんの大失敗!」

第4話「江口さんの大失敗!」

登場人物紹介

VBAでできるのかな?

終業のチャイムが鳴ると同時に、星くんは八木くんのマンションに向かいます。

「おーい!八木、いるか~」

「おお星か…、もうそろそろ来るころだと思ってたよ」

八木くんがニヤニヤしながら、星くんを出迎えます。
八木くんの部屋に上がり込んだ星くんは、すぐに会社で起こった江口さんの大失敗について説明しました。

「これってVBAでなんとかなるのかい?」

星くんが心配そうに、八木くんにたずねます。

「…ふーん。そのExcelのファイルは持ってきたかい?」

「いや…それは会社の資料なんで持ち出すのはマズイんだ…。でも大丈夫、内容はちゃんと覚えてるから…」

星くんは八木くんのパソコンを借り、Excelを起動します。

「こんな感じでA列に品番が入力されていて、B列に廃番の項目があるんだ。
このA列でフォント色が赤になっている品番だけ、B列に数字の1を入力したいんだ」

カタカタとExcelに表を作り、星くんは説明しました。

「なるほど…C列以降のセルは何も処理しなくていいんだね?」

「うん。廃番になった品番のB列に数字の1さえ入っていれば、あとは並べ替えをして簡単に処理できるみたい。これってVBAでできるのかな?」

星くんは拝むような顔つきで八木くんにたずねます。

「…できるよ。すっごく簡単にね」

八木くんがあっさりと答えると、星くんの顔がパッと明るくなりました。

「ホント、ホント?簡単にできる?やったあ!」

「ただし…!星、おまえが制御構文をマスターしている。という前提でだ」

喜ぶ星くんに、八木くんがしっかりとクギを刺します。

「制御構文………??」

星くんはすっとんきょうな声を上げました。

シーズン1 「VBAとの出会い」編:エピソード一覧

一覧へ戻る

MENU