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やってみよう!Excel VBAで業務改善! 新たなる挑戦編|第14話 「規格入力フォームを完成させよう!」

おじゃまだった?

「…へ?………なんで、ここに岬さんがいるんだい??」 星くんは目を丸くして、すっとんきょうな声をあげます。
一瞬、間をおくと、ハッとした表情で二人にたずねました。

「ひょ…ひょっとして俺、おじゃまだった!?」 「バ…バカ…!!何言ってんだ。ちがう、ちがう!」 八木くんはブンブンと両手を振って、否定します。
岬さんも隣で、同じジェスチャーをしています。

「星さんこそ、どうしたんです?
今日は、勉強会お休みって言ってたじゃないですか」
「いや、そうなんだけど。
…試験に合格したことだけは、会って直接、伝えておこうと思ってね…」
星くんは頭をポリポリとかきます。

「おお…合格したのか!星、おめでとう。
次は、いよいよスタンダードだな!」
「ありがとう、八木!
…おまえのおかげだよ!」
星くんと八木くんは、がっちりと握手を交わします。
岬さんは少しふくれっ面で、その様子を眺めていました。

「…あーあ。
勉強しようと思ってたけど、なんかやる気なくなっちゃいました。
今日は、もう帰りまーす。
八木さん、コーヒーごちそうさま」
そそくさと荷物をまとめると、岬さんは部屋から出ていきました。

「……八木。
彼女ホントに、何しに来たんだい?」
「…さ、さあな。
何しに来たんだろうな…?」
八木くんは、コーヒーで汚れたズボンをはき替えながら、バツが悪そうに答えました。

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