テスト終了!
「いいぞ!最後は[入力]ボタンを押したときに、
選択した規格が、アクティブセルに入力されればオッケーだ!」
星くんは、リストから適当な規格を選択し[入力]ボタンをクリックします。
アクティブセルに、星くんが選択した規格が正しく入力されました。
「やった!正しく動作してるぞ!いけるじゃないか!」
星くんは、今度は大きくガッツポーズをとりました。
「うん。これならオーグチさんの件は、余裕で2~3日のうちに片付きそうだぞ。よかった」
星くんはウーンと伸びをすると、キョロキョロと辺りを見回しました。
「…そういえば、今日は朝から岬さんを見てないな。
休みなのかな…?」
そばを通りかかった泉先輩に、岬さんのことを尋ねます。
「…何言ってんの。
今日は彼女、スタンダードの受験で駅前のビバビバに行ってるわよ。
先週のミーティングで打合せしたの、忘れたの?」
「…え!?岬さんの受験、今日だったんだ……」
星くんは昨日の勉強会を中止したことを、ちょっぴり後悔するのでした。