規格入力フォームの確認
「星さんのこと、全然あきらめてませんから!」
席に戻った星くんの頭に、岬さんの声がこだまします。
「ふーーーっ」
星くんがため息をついていると、事務所にオーグチさんが入ってきました。
「あ、オー…じゃない小口さん。
規格入力フォームの修正、ある程度できたので確認してもらってもいいですか?」
「おー、早いじゃないか星!
オッケー!早速、見せてくれよ」
オーグチさんが、星くんの席にやってきます。
星くんは、規格入力フォームの一連の動作と、一括チェック機能の処理について説明しました。
「オッケー、オッケー!いいじゃないか、星。
ところでこのフォーム、材質が入力されていないときは、どうなるんだい?」
「…えっと、それは…」
表に材質のない行を用意して、規格のセルを選択します。
すると、次のフォームが表示されました。
「…うーん。これは、必要ないな。
材質が入力されてない行では、フォームが出ないようにしといてくれ」
「わかりました」
星くんは、オーグチさんの指摘をメモに書き留めます。