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やってみよう!Excel VBAで業務改善! 新たなる挑戦編|第16話 「規格入力フォームをチェックしよう!」

業務の担当者が知っている

星くんは、頭の中に2つのフォームをイメージしました。

「インターフェイスのベストなデザインは、その業務の担当者が知ってるんだ。
でも、担当者はインターフェイスを作れない。
…ならシステムを開発する側が、それぞれの業務について学んでいくしかないんだ。
勉強になるなあ…」
星くんは、オーグチさんから指摘された部分の修正作業に取り掛かります。

Private Sub Worksheet_SelectionChange(ByVal Target As Range)
    If Target.Row > 3 Then
        If Cells(3, Target.Column) = "規格" Then
            If Cells(Target.Row, Target.Column - 1) <> "" Then
                Frm規格入力.Show
            End If
        End If
    End If
End Sub

※赤字の部分が、修正のため追加したコードです。

「1つめはあっという間に直せるぞ。
規格入力フォームを表示するイベントプロシージャの、条件判定を1つ増やすだけだ。
"Cells(Target.Row, Target.Column - 1)"と、選択したセルの1つ左のセルが空の文字列でないとき…
たったこれだけの条件を追加するだけで、材質のセルが空の時はフォームが表示されなくなるはずだ」
星くんは材質が空の行の規格のセルを選択し、フォームが表示されないことを確認します。

「材質が空のときは表示されず、材質が入力されているときは表示される…と、オッケーだ」 星くんはテストデータで何度も、フォームの挙動を確認します。

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