まずは、これからいこう！

「星、支給品管理システムの画面を出してもらえるかい？」 星くんは早速、支給品管理システムを立ち上げ、画面に表示しました。

「…昨日、いろいろと考えたんだが。
まずは、これがイイと思ってね。
この支給品管理システム、データの入力と修正にフォームを利用するんだけど…。
どうも使い勝手がイマイチなんだ…」 「どのあたりが、使い勝手が悪いのですか？」 星くんがオーグチさんに尋ねます。

「まず、入力ボタンと修正ボタンをしょっちゅう押し間違える。
作業者はフォームを表示したいときに、入力のために開くとか、修正のために開くとか…、
イチイチ意識してボタンを押すわけじゃないんだな」 星くんはフンフンとうなずきます。

「次に、修正を行うには、先に修正するデータを選択しておく必要があるんだけど…、
これもしょっちゅう忘れる。
修正フォームを開いてから、修正したかったデータじゃないことに気がついて、
フォームを開きなおすこともしょっちゅうだ」 星くんはなるほど、という顔をします。
このあたり、実際に使用した人間でないとわからない部分ばかりです。